株式会社ルドファン

(カーテン・家具製品 卸売業、小売業)
所在地 目黒区自由が丘2-2-19
代表者 砂村 雅則(代表取締役)
資本金 1,000万円
従業員数 5人
設立年 1992年
企業HP https://www.le-dauphin.net/

カーテンの販売を起点に、室内全体のコーディネートまで

カーテンの資材を有効活用

カーテンの資材を有効活用

数多くのカーテンブランドを取り揃える同社は、長年にわたる取引で構築した信頼関係をベースに、選び抜いた商品を国内外から直接買い付けて販売している。

カーテンの販売は製品の特性上、買い替えのタイミングを掴むことが難しく、需要の波が大きいことが課題であった

。単にカーテンを販売するだけでは会社の成長は難しいと見越し、室内全体のインテリアを提案するリフォーム受注を拡大できないかと考えた。

「ワークスチーム」で提案から施工まで一気通貫

砂村雅則さん

砂村雅則さん

社長自身がカーテンの取り付けや施工に関するノウハウを有していたこともきっかけとなり、本格的にリフォーム事業への参入を果たすこととなった。既存顧客を中心にヒアリングを重ねてリフォーム需要を掘り起こしつつ、現在はさらなる認知度向上を目指し、SNSやセミナーを通じた発信にも積極的に取り組んでいる。

近年のカーテン業界では、職人の高齢化による職人不足が深刻な問題になっているという。同社では、提案から施工まですべてを社内で完結させるため、「ワークスチーム」を結成した。壁紙の張付け技術を持った従業員らが中心となって組織されたこのチームは、施工のノウハウを共有しながら、職人外注していた施工を担う。

提案から施工までを自社で完結させることができれば、職人不足による機会損失を最小限にできると見込んでいる。

製造過程で出たカーテン端材を有効活用

提案から施工まで社内で完結

提案から施工まで社内で完結

昨今、環境への配慮に関心が高まる中、カーテンの製造過程で発生した端材の有効活用にも取り組んでいる。国内外の色とりどりのカーテンの端材を、インテリア商品と相性の良い、クッションカバーとして製造を開始した。EC上での販売も行っており、そのデザイン性が大きな反響を得ているという。「常に会社の存在意義について考えている」と語る砂村社長は、外部環境の変化を的確に捉えて事業の幅を広げ、新たな価値を提供し続けている。

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